株式投資への挑戦

板の気配値?いくつかの注文方法を駆使して有利な取引を!初心者必見の株式投資。

株を買うためには、欲しい株が

今いくらなのか?を知ることから

はじまります。

しかし人気株の株価はこの瞬間

も上下に変動をくり返しています。

買い手と売り手がいることで

はじめて売買は成立しますが、

買い手と売り手がどの価格で

取引したいと思っているのか?

板(いた)

を見ることで実際の取引状況や、

投資家の心理的な動きまで読み

とることができます。

板の気配値とは?

それでは株の板とは何なのか?

「買い注文と売り注文

が表示されている表」

のことをいいます。

希望する株価でどれだけの枚数

の注文が出されているのか?

人気や、方向性そして投資家心理

までも推測することができます。

そんな投資家たちが希望する値段

のことを・・・

気配値(けはいね)

といいます。

こちらは板の画像です。

「株価1,578円」で取引されている

状態ですが、買いの気配値1,578円

2,300株の買いが入っています。

売りの気配値1,580円200株

売りが入っていることがわかります。

右側が買い方左側が売り方という

ことになり、買いと売りがいくらで

何株注文されているのかひと目で

わかるようになっています。

希望する売買価格のことを・・・

指値(さしね)

といいますが、これから

「指値注文」について説明して

いきたいと思います。

いくつかの注文方法

指値注文とは

自分がいくらで何株を売買する

かを指定する注文方法です。

株価1,000円の株を200株買い、

そして1,050円100株だけ売り

たい…というように自分で指定

することができます。

ただ、指値注文は必ずしも指定し

た値段で約定(やくじょう:売買

の成立)されるとは限りません。

買い注文の場合は

指定した値段以下

にならないと約定しません。

売り注文の場合は

指定した値段以上

にならないと約定しません。

注文を出していても株価の動き

次第で約定するとは限らない

ので、板をみて直接売買するか

もしくは・・・

成行注文(なりゆき)

という注文方法もあります。

成行注文とは

いくらでも良いから買う

いくらでも良いから売る

というだいたんな注文方法です。

ただ、銘柄(めいがら)によっては

板の注文が少なく、スカスカ状態で

取引が成り立たないことがあります。

そんな時にはかなり高い値段

買ってしまったり、逆に安く

売るなんてこともあります(汗)

板をみて、あるていど取引が

されているのを確認してから

注文したいものですね。

買いが増えて株価の変動が激しく、

買い注文が間に合わない時に

こそ優位に物事をはこべます。

また、悪材料がでることによる急激

な下落の時には、大幅にリスクを減

らすことになるでしょう。

もうひとつありまして、

逆指値注文(ぎゃくさしね)

逆指値とはその名のとおり

指値とは逆で、買いは・・・

指定した株価より

高くなったら買う

売りは・・・

指定した株価より

安くなったら売る

という注文方法です。

取引する上でチャート、そして

トレンドというものが必要に

なるので簡単に説明します。

チャートとは一定期間の株価を

グラフ化したもの。

トレンドとはこれから株価が上がる

傾向にあるか、(上昇トレンド)

下がる傾向にあるのか(下降トレ

ンド)を判断する方向性のこと。

チャートやトレンドをみて上向き

傾向が確認できれば買う、という

ようにラインを定めて逆指値を

いれておくと良いでしょう。

売りの時はおもに・・・

ロスカット

で使うことになります。

ロスカットとは損失を広げない

ために、株を決済して損失を確定

することをいいます。

含み益がある時は利益確定になり

ますが、含み損であればロスカ

ット(損切り)を考えなくては

なりません。

ちなみに含み益含み損とは

株を決済していない状態のこと。

含み損がふくらんでいても、どうして

も確定したがらない人は多いようです…

放置しておけばまた上がるかもしれま

せんが、結果的に時間を失いチャンス

をのがしてしまうかもしれません。

損切りは損失を広げないため、次の

チャンスをつかむためにもできる

ようになるのがのぞましいですね。

逆指値を有効に使いましょう。

ストップ高にストップ安?

1日の株取引の値幅は株価にも

よりますが、決められています。

以下の表のようになります。

株価 値幅制限
100円未満 30円
100円以上 200円未満 50円
200円以上 500円未満 80円
500円以上 700円未満 100円
700円以上 1,000円未満 150円
1,000円以上 1,500円未満 300円
1,500円以上 2,000円未満 400円
2,000円以上 3,000円未満 500円
3,000円以上 5,000円未満 700円
5,000円以上 7,000円未満 1,000円

表は一部のもので、さらに高い

株価の値幅制限もあります。

この表でいくと株価1,000円の株

を買ったら、1日に株価は最大

1,300円まで上がります。

MAXまで上がった状態を、

ストップ高(だか)

といいます。

そして株価がもっとも下がる

700円まで下がった状態を、

ストップ安(やす)

といいます。

売り買いがあまりにも多いと、

指値や逆指値にひっかからない

ことも多々あります。

「成行注文が優先」されますが、

成行注文する人が多ければ買うこと

も売ることもできなくなる可能性が

あるので注意が必要です。

場合によっては何日も値段が寄らず

に(決まらず)、売り買いできない?

なんてこともありえます・・・(汗)

まとめ

板をみることで、自分のあつかう

株の動きがあるていどわかります。

人気や投資家心理、「どのていど

取引されているのか?」それを

出来高(できだか)

といいますが、板の情報をうまく

利用して少しでもリスクを減らす

取引ができると良いですね。

私からは以上になります。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

-株式投資への挑戦
-, , , ,

© 2025 すけのシンお散歩ブログ Powered by AFFINGER5